ご無沙汰しております。こんなご時世で私も高齢者ですので、ことのほか注意を払って日々の仕事にだけ取り組んで、不要不急の外出は極度に控えて暮らしておりますので、皆さんにもお声かけを延ばし延ばしにしてしまい、大変な失礼をしてしまいました。気が付いてみたら、今年ももう10日余りとなってしまい、慌てて、年末のご挨拶を差し上げる次第です。コロナ騒動に世界中がかく乱され、今度はオミクロンだそうで、とどまる気配が無い。現在の先進社会にとっての盲点の一つでもあったウイルスにあっという間に世界中が席巻され、文明も科学も経済も驕りさえも何もかもが一挙にダウンしてしまった。
人類の驕りに対する手厳しい警告であったのだ。自分たちの快適さの為に、環境を壊し、自然を侮り、全ての物を利用して来た事への反撃であったのだろう。中国の謀略等と言って責任転嫁せず、全ての人類がこの事を謙虚に受け止め、今までの生き方考え方を反省して、この貴重な経験を今後に生かせなければ、人類が滅びてしまう事になるやもしれない。同時に環境問題も強く問題視されている今こそ、野生動物植物をはじめ微生物に至るまで、この地球に現存する命ある物への想いを新たににして生活しなければなるまい。
すでに生活においても働き方においても少なからず変化が出始めていることが確認されていて、改革という形で活かされはじめている。その事が反省の結果であればいいが、ただ己の快適さ為だけではあってはならないだろう。