会員の皆さん、お元気でお仕事に、励んで居られることでしょうね。全くご無沙汰してしまって大変心苦しく、身の縮む思いがして居ります。世界中のコロナ騒動からウクライナの受難というより、プーチンの狂気による世界中の受難に起因する世界的な不況により、経済の先行きが見透せなくなって、打つ手に困って居ります。藤井五冠にでも聞いてみたいが、そうもいかないところが難しいところだ。皆さんは如何でしょうか。世間が苦境になればなるほど、良くなる業界も有るそうだから、一概には不況などとは言えない。
思い起こせば、長い人生には良かったり悪かったりの連続だったように思われる。まさに、「禍福は糾える縄の如し」である。「禍と福とは門を同じくして、利と害とは隣を為す」ともあるように、その時々で人により、時により、感じ方により、「禍」にもなり「福」ともなる。と、古来から言われているのだ。つまりは受け取り方の違いだというのだ。これをチャンスと捉えると幸運となるかもしれない。
八十四年も生きて来ると色々な障害に遭ってきた、良く挫折せずに此処まで来たものだと自分を褒めて遣りたい気がした。その原動力は何だったのか。それは障害を乗り越える事を苦しみながら楽しんでいたからに違いない。障害が無ければとてもここまで続かなかったろう。「楽」ありとは「あんらく」ではなく「たのしむ」なのではないか。まだまだこの楽しみは止められない。