「管子」にある言葉で、烏(う・・・からす)の集まりは最初はうまくいっているようだが、その内にののしり合ってばらばらになってしまう。つまり偽りばかりが多くて誠意のない交わりを言う。そんな統一も規律もない連中を「東観漢記」によれば「烏合の衆」という。民主党の連中を見ていると当に然りである。自らその醜さを恥る様子も見えないのは観てる側からすると耐えられない程なのだが。彼らとて国会議員に名乗り出るにはそれなりの覚悟があった筈であるが、いや最初から無かったのかも知れないが、この国をこの国民を少しでも豊かにし平穏に安泰に暮らさせる事を望んでその職に付いた筈ではなかったのか。ところが余りにもの高報酬と不必要なまでの好待遇にこの国がもはや倒産していて世界一の借金国である事を、全く理解出来ていないらしい、いや理解しないようにしているのかもしれない。
今回の消費税騒動も「先ず魁より始めよ」で議員定数半減、歳費半減(削減などと言って10人20人減らしても効果は無い)、公務員制度改革と大幅削減を断行してから国民に課税案をお願いすれば、一も二もなく解決し、一挙に将来への展望が開け、若者に活気が湧き、経済は好転し、世界の評価は一挙に上がり、かつての「ジャパン アズ ナンバーワン」が復活するに違いないのだ。先ず政治家が身を切ることから始まるのであるが、この事には全く手を付けたくない「税金泥棒烏」共が「ガーガー」聞きたくも無い声で鳴きわめいていれば仕事をしている気になってるのかもしれない。今や駆除されずに、はびこってきた「害虫共」に食い荒らされ、かろうじて「芯」だけが寒々と残っている野菜畑のようである。
今、希望就職先の2番目が公務員だそうである、こんな国が経済大国になれるわけがない。公務員がのさばってきたら、それはまさにギリシャの二の舞である。あの高度成長期には公務員など夢の無い人間しか希望しなかった筈だ。枯葉ばかりで根っ子まで枯れてしまって、もはや土が生物を育てられなくなってしまい、荒れ果てた荒野に寒々とただ風だけが吹きすさんでいる光景が目に浮かんでくる。
あーいやだ、こんな国いやだ。