今日も三連休の中日で昨日から明日まで休日だそうだ。えっ明日は何の日だ、「海の日」だって、「何だそれ」。もうすぐ夏休みが始まれば「それ海だ、山だ」とたっぷり楽しめる筈なのに「何で今更、海の日なんだよ」。早速ネットで調べたら、なんと1996年から実施されていたんだそうな。なんで私だけ初めて知った気分なのか戸惑ってしまった。
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」日だそうだ。日本人は昔々から「森羅万象」全てに「神」の存在を信じ、感謝し畏敬の念をもって毎日を過ごして来たはずではなかったのか。改めて感謝する事だろうか、これは又何かと理由を作っては、仕事をサボる事ばかり考えている小役人達が、これまた同類の政治家とつるんで日本人を怠け者にする「仕掛け」ではなかったのか。あの悪評だった「ゆとり教育」のようなものではないのか。かくて確実に国民は「勤労」を嫌い、遊び大好き人間が蔓延して、三流国に成り下がりって来た事も事実だ。
「私は一日たりとも、いわゆる労働というものをしたことはない。何をやっても楽しくてしかたがなかったからだ」。とはあのトーマス エジソンが言ったと聞いた事がある。「物の見方を一寸変えて、気持が仕事に前向きになると、興味が湧き楽しくなり、上手く出来るようになり、疲労も感じなく、報酬も増えて、人生を豊かに出来る、仕事は楽しくやるに限る」とはデール カーネギーが言ったと言う。
現代は仕事が楽しくない、好きになれない人が多過ぎるのはなぜだろう。誰でも初めから嫌々遣っていては好きになれないのは当たり前ではないか。これも世の中に必要な仕事だ、誰かが遣らねばならない、たまたま私が遣る事になってしまったが、同じ遣るなら上手く遣ってやろう、と考えるととたんに楽しくなってくるものだ。
私には、土日もなければ祝日なんて正月ぐらいしか解らない。頭から「仕事」が抜けたことが無いからだが。というと朝から晩まで真っ黒になって働いてばかりいるようだが、さにあらず、遊びもすれば、酒も飲む、人並み以上に女も好きだ。同様に「仕事」も好きなだけなのだ。つまり仕事と遊びの区別が無いのだ。24時間の中で大体決まってるのは食事時間だけでその他は全くのフリータイムなのだ、だから真夜中の11時頃から4時五時にかけて仕事をする事が多い、この時間帯は邪魔が入らず集中できて効率がいいからなのだが。かくて昼間には十分の遊び時間が取れる事になる。
人生の過ごし方は千差万別でいい筈ではないのか、日本人は余りにも格一過ぎるし、価値観に多様性が無さ過ぎる。なんでも決められなければ行動に移れない、自主性が無いのか、従属性が強いのか、こんなところがつまらない役人や政治家に付けこまれてしまって来たのではないのか。